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文章系サークル?「Co mode.」の本拠地 兼中の人の彼是 主にラジオっぽい事をやってみたり 実際は下らない事を徒然と吐き出すだけの戯言
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一応カテゴリは真面目にしておかないと僕自身の与太話と一緒になってしまうので、そこはさておき。
同人って言うカテゴリを新たに作ったほうがいいのかなあ、なんてそんな事を空想中。
多分ネタバレの話も含めて解説・言い訳・お返事などしていくので、分かる人には分かるんだけどさっぱりその他の人には分からない・まだ読んでない人は目を通すと色々そがれる結果になってしまうかも知れません。
逆にならないかも知れません。超適当。

概ね前編についての感想・ツッコミ

・夢の内容が永夜抄プレイしてるような印象を受けました。少しずつ露わになっていく情景が上達して先に進んでいる比喩のような感じで~

夢の表現ってのは境目をかなり曖昧に下す事により、見ている側にも如何様にも取れる様に、としか意図していなかったのでこのような感想を頂けたのには少し驚きを隠せなかったり。僕自身の意図した部分としては比喩の意味は一切も含まれず、淡々と物語が進んでいる(元々一つの時間軸である)と言う部分だけであった(ある意味表面的な意味合いだけで)のですよ。そんなコンセプトで書いたんですが、怪我の功名なのかはたまた筆者の表現不足なのか、或いは単に不親切な文書しか書けていなかったのか。3者目の予感が大。

ちなみにもっと分かりやすく言ってしまうと、大きく話を6つのシーンに切り分けた時に1・3・5・6つめのシーンが現実、2・4つめのシーンが夢と言う配置になっています。2・4つめのシーンが日常の何気ない、平和な風景になっているのはそのため。物語の舞台はまんま永夜の時の話であり、永夜の月の魔力云々って話を考えていたら今の形になったと言いますか…。
人間味の少ない妖獣である橙だからこそ、ぽわっと光り輝く月に魅入られたり、抑えが効かなくなったりと色々大変だったんですよ。妖怪があまり月の光を継続して受け続けると影響が出る、とも書かれていましたし。
余談ですが、5つめのシーンでの紫のセリフは何とも中途半端な感じになってしまっては居ますが、本当の意味での現実が最後のシーンであると言う事を結論付ける多分今回の話の中の一番親切な箇所だったりします。
こんな風に普段生きている現実は実は夢だった、認めたくない夢が現実であり、また辛すぎる現実が夢であったりと。両者の境界と言うのは妖怪の力を借りずとも元々曖昧過ぎるのかも知れませんね。そんな思いの欠片があとがきの中にも少しだけ侵食、混じったと言うお話でした。

・月の魔力にやられてましたが、いくら不意打ちとはいえ藍様があんな簡単に…

月の影響を受けた場合、何が変わるかなーと思ったんですが手っ取り早く運動能力に上がってもらいました。元々橙は肉体派の妖怪(求聞式より)らしいので、それも丁度いいか、と思って駆け回ったり襲い掛かったりして貰ったりで。
運動能力の上昇に伴い、恐らく普段の可愛らしい風貌とはまた違った、獣に近い風貌に変わっていたのだと思います。こう、ライカンスロープみたいな感じで。あいつらは人間の姿もあるし、獣の姿もあるし。半獣って扱いでいいのかしら?
ついでに空気抵抗も遮るかの様に自由に駆け回っていたみたいなので、北○の拳のケンシ○ウみたいに服を引き千切って覚醒しちゃったんでしょうね。ほら、服が無ければ動きもきっと俊敏になるでしょうし。
そんな事を思いながら裸の橙を想像して藍様は油断した、説。いくらなんでも無理がある。没。

まあ冗談はさておき、風貌が少しばかりは変わっていたでしょうし、何より気迫が違っていたでしょうし。
背後からの奇襲でしたし、何よりわが子の様に可愛がっている自分の式に噛まれそうなその寸前に咄嗟の判断を同じく式である藍様が出来たか―――と言われると東方的な式神の位置付けから難しかったんじゃないかな、と思ったりする訳です。決して藍様をディスってるんじゃないよ?本当だよ?僕藍様好きだし。
後はアレですね、月に非常に近い位置を飛んでいたところに向かってしまったのも、これまた運が悪かったとしか言えない訳です。本編では月との距離が縮まるにつれて、橙も段々と月への依存が高くなっている訳ですし。それ故に墜落した藍様探しに行った時は(ハンターとしての充足感も助けて)距離が遠くなったので割合冷静な頭に戻っていましたし。藍様には不運が重なったとしか思えない展開でごめんなさい、ごめんなさい…。

・橙が感じていた何か引っ掛かる感覚と囁きの主

引っ掛かっていた感覚についてですが、一応これは橙自身は夢だと思っているシーンが実は現実だったんで、って言う事と後はその中で体験した事が夢にしては感覚があるなーって言う事の補足だったりします。普通夢ってそんなに感覚ははっきりしないものでしょう?僕は割りとその辺が達者らしくて、銃で撃たれれば血も流すし勿論痛いし、身体を斬られれば血も流すし勿論痛いし、って言うリアルな夢を見たりするんですが、普通の人は多分そんな事は無いんじゃないかな、って。
夢の中で自分の意識って言うのか、意志が割とはっきりとした形で感じられるので、それ故に夢の中で思い悩んだり、悩みすぎて寝たりします。夢の中で二重に夢を見て漸く感覚があやふやになって、普通の夢になるって言うのか。この辺はレム睡眠とかノンレム睡眠とかの話が深く関わっていそうですが、僕の身体の仕組みは一番僕が知らなかったりするので、その辺はトントンという事で。

閑話休題。
感覚については前述の通り、後は囁きの主についてですが、これに関しては読んでる側の解釈に任せたいと思います。単純に月が呼びかけている(様に見えた)のか、別な誰かが呼びかけていたのか。
真に美しいものと言うものは、言葉をなくしてもその価値を感じることは容易だって言います。芸術の域に達するのであれば、それは尚更のこと。博物館に飾られた一枚の絵画、これを理解するのに果たして言葉が必要ですか?
我々の認知しきっている月と言う存在も、案外掘り下げてみればそんな物なのかも知れません。ただ、それがあまりにも身近に有りすぎて、その美しさに気付けないだけで。

・丸いもの(満月)を見て興奮しちゃっただけなんじゃないかという見方も、猫なだけに

その発想は無かった…。言われてみればそうか!ってなるレベルのご意見でした。
そこまで意図して書いたわけではないので、これもまたこんな感想が出ちゃうんだ、と驚かせられた一文。
単純に僕の書く文書は粗が目立つので、その副産物なのかも知れないですけど頷きたくなる様な話であれば、それも別格だと思いますからね。
一応この要素も後押しして、橙はノンストップになってしまったと言う事で収めるのが一番綺麗な形になるかと。え、駄目?うん、うn…。

・ひょっとして31p~32pの間の時間で解決してる?
・夢?であったとしても大事な人を自分で傷つけるのはトラウマになるんじゃないかと思いましたが

最後あたりのシーンへのツッコミを纏めてお返事。
このページの間に永夜異変を無事に解決しに行ってしまう訳です。凄いぞ紫、凄いぞ霊夢!
…あれ、藍様倒れっぱなしだけど良いんですか?

思ったんですが式神にダメージ与えても案外修復と言うのは簡単なのかも知れないです。生身の妖獣に憑依させている以上、そう言う訳にも行かないんでしょうけど永夜抄本編での藍様の現れたり消えたりの切り替えを見ていると、どうもその辺が結構簡易にされている気がしてしまって…。
この後橙眠る→紫が藍様に駆け寄る→治す→いざ永遠亭へ
って流れなんでしょうね。紫はネフェルピトーか何かかっ!

ちなみに最後のシーンで酒気にのぼせた橙が藍様に抱き着き、傷を負わせた箇所に触れる事によりあれが事実であった事を認識するシーンが本来ならあったんですが、橙にその事実をしっかりと認識させてしまうのは酷な話だと思ったので端折りました。それ故に色んな解釈が生まれちゃったんだね…そのシーンだけ書いておけば一応決定打に近くなったのに…。(単にページ数の都合と言う問題もありました、とだけ)
もっと大きな見方を出来るのであれば、恐らく紫が読者の認識の境界を弄った為に曖昧な表現しか出来なかったのでしょう。僕らはスキマ妖怪の手の平の上で踊らさせられていたに過ぎなかったんだよ…ごめん、無理がありすぎる。


概ね後編についての感想・ツッコミ

・まさに野良猫生活な橙

大体式となった後も然して変わらぬ生活を送っていた(普段から同居はしていないらしい)みたいなので、その前を考えてみても結局同じなんだろうな、と思ったり思わなかったり。その分猫らしさを求める為に、石の台座の上に座らせてみたりもしました。ほら、猫って高い所が好きですから。好きと言うよりも自分より下を見渡す事が出来るポジションに居続けるのが猫って言いますか。そんな意味から普段より少しだけ高い位置(まんま文字通りの猫達よりも高いヒエラルキーと言う暗喩でも)に座らせてみたりもしましたとさ。
他にも猫の生態系について、自分の家の猫を観察していて気付いた点と言うのがいくつか本文の中に出てきたりします。その辺は流石飼ってると分かるんですね、と言うお言葉まで頂けたので一応成功って事で。

・藍様のほうがちょっとご執心

藍様が本文中で申しているように、橙は肉体派とは言え、元々の術の素質も悪く無かったみたいなので逸材を見つけられたと思ったんでしょうね。丁度式神のあなたも、ちゃんと扱える程の式を携えたら?なんて言う会話がきっと紫と藍様の間にあったんじゃないか、と想像も出来そうな感じです。
そんな訳で後半で灸を据えた後、ちゃんと手を伸ばしてあげる。その辺りが、同じ妖獣としての情けと言うものでしょうか、何と言いますか。元々橙は通行人を驚かせる程度の悪さしかしなかったので、この程度のお灸で丁度良かったんじゃないでしょうか。
得意のクナイをぶん投げるシーンでも一応は手加減しているみたいですし。藍様本気になったら多分橙は一瞬で灰になっちゃいますよ。カドルト失敗でロストしちゃいます。
後はアレですね、動物界のヒエラルキー決定の常として、力の強いものには服従、と言うものがありますから。どうしても藍様VS橙って言う構図を書かないと駄目な気がしたんですよね。(その割には結構薄っぺらいバトルでしたが、得てして一撃入ってしまえば後は攻勢に回るだけだと思いますし)

・橙が「ちぇん、ちぇん…」って言ってる

おちぇんちぇんにかけたわけじゃないよ ほんとうだよ(棒読
これを普段僕が言う「お橙ちぇん」と解釈したのであれば、ようこそこちら側の世界へ。
この発想も無かったので、かなり意表を付かれたツッコミでした。
いや、真面目にコレは言葉のあやって言いますか…あやややや。

・橙に声を掛けたのが紫な件

これに関しては実は半分くらい記述のミスだったりします。初期の構想のまま勢いで書き出してしまったので、粗がどっかにあるかなーって覚悟していたらかなりの間違いがここに発生。間違いって言う程間違いじゃないんじゃないか、って気がしますが。今の形であっても正解である、とも言い切れますし。凄い言い訳。
事の顛末を話してみると、初期の構想としては
人間を襲う化け猫の話があった→紫がそれを聞きつける→紫が干渉→んでもって今回の話の後半みたいな展開
…と言った感じだったんですが、初期の構想と打って変わって変な書き出しになってしまっていたので、前半部が吹っ飛ばされ、残りの後続がくっついてしまったと言う感じでしょうか。密輸したベ○ツを溶接したみたいに。
単純に人を襲うって言う風評ではなく、妖怪の山にそんな化け猫が住んでいると言う程度の噂であれば、幻想郷には流れていたでしょうし、前述の紫が藍様に式を携えなさいって言うやり取りがあったと仮に想像してみれば、ギリギリ納得出来なくもないレベルとも言い切れないような…ごめん、無理がある?
取り敢えず初期の構想と書き出した結果が多少カオスな状態になってしまっていました。猛省。
けれども形としてはギリギリ成り立てている気がするので、そこは大目に見て頂ければ。僕の中では紫は結構風来坊なイメージですし。

・藍が手を差し伸べたのは紫と自分との同じ関係にしたかったのでしょうか

上記のご執心の項にて、お灸を据えに行った理由と併せて解釈して頂ければ。
紫と藍様の関係も確か、そんな関係でしたっけ。前に八雲の名前を授けている話を見たような気がしますが、僕としては子供の頃から面倒見ているSASUKE版を倍プッシュだ。二次創作に依存してる。㌧。

・猫の集会

野良猫達はああやって毎回集会を開いているって言う話らしいです。僕はそんな光景見たことあるか、と言われると住んでいる所が片田舎なので見てるんじゃないか、と思いきやそんな事も無く。野良猫を見たとしても、1匹2匹レベルの集まりしか見た事が無いんですよね。
けれども其処は流石動物、ちゃんと人間の目を盗んで集まったり屯したりしているに違いない!と信じて止まない。
一応職場で同じバイト先の人にアンケート取ってみたんですが(猫の集会見たことありますか?って)、満足の行く答えは得られず。仕方が無いので自分の家で山盛りになった猫の一家を見て、それをイメージしながらその辺りは書きました。だってほら、猫って基本気紛れですから、議長みたいな子が居ても好き勝手振舞ってそうな…。

・ところで輝夜の出番はまだですか?

次回は輝夜の話を書けと申したか。考えておきます。


…とまあ長くなりましたが、僕の解釈も含めた感想に対するお返事は取り敢えずこんなもの、と言う事で。投稿していただいた方々有難う御座いました、面白く読ませていただきましたよ!
随時ツッコミなどもまた募集なので、気になった点やらなにやら御座いましたら、またお気軽に投書頂ければな、と思います。

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