適応能力：低

激動の一週間が過ぎました。
業務、というよりもまだまだオリエンテーション的な何かをこなして、研修の名目で動いているわけなのですが、実際の現場に向かう為に必要な事も、多々こなしております。
当然そうなってくると、見ず知らずの相手と話さなければならない、自分を知っていただかないといけない場面も、べらぼうに出てきてしまう訳でして。
そう言った場面において、自分はじゃあ何が言えるのだろうと考えたところ……

何もなかった。

初めに練習程度に担当の方が、挙動の一つ一つまでにツッコミを入れてくださったのですが、出来てない事出来てない事。今までお前生きてきて何を学んできたの？　って自分で叱責したくなる位の出来でした。
無論ビジネスと言う面においてのあれこれ、コモンセンスが重視させる部分でもありますので、その辺り前職においてもラフな感じでこなして来てしまった辺りなんとも……な部分があったりするのですが、まあ今は失敗してもいいので、知らなくてもいいので、とにかく学んで行かないことには後にも先にも向かえませんからね。

自分を知ってもらうには、自分のことを一番よく知っている自分が自分についての説明を行わなければならない。単刀直入に言えば、自己をアピールしないといけない。携わるであろう場面に適任な能力をひときわ目立たせてアピールするもよし、人にないユニークな特技で相手の気を引いてみるのもよし。以前誰かが『面接はカードゲームで、その場で適切なカードを切って行く、カードと言うのは自らの引き出しの数だ』みたいな事を言っていたと思いますが、まさにその言葉が頭の中で反芻された瞬間でしたとさ。

就職に関する面接にしろ、同じ場面が想定出来るんですが、僕の場合面接の時点では赤の他人同士が、それぞれを知る為に行う儀式くらいの認識しかないので、たとえば面接官が著しく人権を侵す様な事を意地悪な質問としてして来た場合には、キレても間違いではないんじゃないかと思うんですよ。（人間性は逆に最悪と評価されますが）
意識の上ではそういうもんだと思っていればいいんじゃないかなー……なんて事を、同期の方といろいろお話していたんだってさ。もう僕、あの中じゃオッサンだわ……。オッサンは口やかましくていかんね。うむ。