迷いし子羊のロースト

道に迷った時は、何かをのんびりと見ている方がいいのさ。
そうすることで、ほら。視点が客観的に持っていけたりする気がしないかい？

そんな気分でこんな朝方に、知り合いの日記にさらさらーっと眼を通したりしていました。
普段仕事に行ったりしていると、こう言う所が恋しくなるみたいで「ああ、今日はここ見に行きたいな」とか「今日こそは見に行くぞ！」って意気込んでいたのに、何時の間にか2ヶ月弱の記事を一気に見るハメになったりしました。
中身は当たり障りも無い日常の事、手がけているお仕事のこと、自分の書いているお話の事だとか、自分の思想や主義主張。
生々しい言葉で日記を表現している人は好きだったりします。こう、等身大の姿を言葉で現してくれる様な気がして。勿論等身大の姿を言葉で現す、何てことは並大抵のことでは表現しきれないと思うのですが。
僕はそんな等身大の姿が好きで、多分この書き手の事も好きなんだと思うのです。普段人を好きになったりしない自分だからこそ、そういう気持ちは大事したいな、と思ったり。恋愛的なそれとは全く違うんですが、ざっと数年来の付き合いの間柄。思えば最初の出会いは無茶苦茶な状態から始まったようなもんだったけれども。
今ではお互い忙しかったり、何だったりとあって微妙な距離になってしまいましたけど、ね。日記だけはこっそり見ているんだよ、ってこっそり呟くだけ呟いておきます。多分ここの事も知っているものだ、と勝手に思っておくから。

…で、なんでしまさん丁寧語なんですか。影響されすぎです。うぎぎ。
この人の姿を見る度に、多分自分に対して勇気を貰ったり、色々な創作意欲の刺激を貰ったりしているんだろうなあ、とかそんな事を考えてしまうと、やっぱり僕は人に対して依存症。それも特定の人に対しての。
もっとこう、僕自身も生々しい言葉で日記を書ければ良いんですけどね。人の素直な、率直な意思の表れなんかが見られれば、その手の生々しい表現の好きな人にとっては垂涎モノの様な気がしますし。

話したい事があんま纏まらないな。あー？

「道に迷った時は、何かをのんびりと書いてる方がいいのさ。」
「そうすることで、ほら。自分の中の気持ちを昇華出来る気がしないかい？」

そうだね、テキストを我武者羅に吐き出すのは、己の気持ちの昇華だね。