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文章系サークル?「Co mode.」の本拠地 兼中の人の彼是 主にラジオっぽい事をやってみたり 実際は下らない事を徒然と吐き出すだけの戯言
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たまには真面目な話でも。

キャラクターを確立させるって事がいかに難しいことか。
モノを書いているとよくよく思ってしまうのですよ。

書き手の性格というものは文章を書いていて如実に反映されるものだと思っています。
表には顕著に現れずとも、よくよく読み込んで推考するに文章の形や性質と言うものは常に一定の形を保つか、あるいはその近辺を漂うものだと私は思うのです。
現に私が今書いている、この下らない駄文についても私の形があって、息があって、呼吸があって。
さまざまな文章に触れ合った結果、それから何を学んだか。何を吸収したか。何を自分の中で転化してこの形に持って行ったか。言わば凝縮された一番うまみのある場所です。うま味です。紳士。
で、その形に上乗せされるキャラクター。これも自分の性格を如実に反映してしまうといいますか…。

つまりがこの辺の書き分けがしっかりと行えれば物書きとして一歩前進出来るんじゃないかと。
キャラを分けるには自分の中に複数のキャラを飼うしかない。
むかーし昔の知り合いの物書きみたいな人が、「自分の中に○○と言うキャラが生きていて引き出しの中に普段はしまっているんだよ」なんて言っていたのを思い出します。

そこが私にとっての弱点。一番駄目な点。だってこの人正直者なんですもの。
もっと悪く言えば不器用。だから器用な嘘がつけない。

常々発想を逆転して考える、なんて事をちらほら思いながら少しの間頑張ってみましたが、この器用な嘘と言うのがどうしても出来ません。普通に嘘つくだけじゃ駄目なんですよ。器用に、器用に嘘つかないと駄目なんですよ。
嘘って言うと語弊があるかも知れません。器用に「偽らない」と駄目なんですよ。
偽るだけじゃ駄目です。「偽らない」、こっちの方が大事なんですよ。
嘘って単語に悪意があると思うのなら「偽」という表現を用いなさい。言葉に対する重み、意味のウェイト、何れも見てくれが悪いと言うのなら見てくれのいい言葉を選んでしまえば解決するんですよ。日本人の脳ミソって不思議よね、そんな単純な事で納得できない事でも納得できてしまうのだから。

…そんな感じで変幻自在のつもりで以上書いてみましたが、やっぱり自分らしさは抜けないな、と。
芸術関係の仕事に携わる人はこんなジレンマと戦って、結果打ち勝った後に今の地位に居るから素敵なものを作り続ける事が出来るんだな、としみじみ。

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